HOME > オーナー様自慢の部屋 > No.4
入口脇の壁には、マンション名をワイヤーで綴った、おしゃれなプレート。シックな木目調のドアを聞けると、明るいロビーが広がる。タイル貼りの壁と床は、オフホワイトと淡いベージュのツートンカラー。壁面には、シンプルなテキスタイルアートが飾られ、まるで高級プチホテルを思わせる雰囲気だ。
単身者やヤングカップルをターゲットにした「カーサタイコウ」が竣工したのは、昨年10月。スタイリッシユな外観は建築中から注目を集め、家賃が相場より高めながら竣工早々に満室に。1年経った今も問い合わせが絶えず、空き待ちが出る人気物件だ。
企画から管理まで一貫して任されているのが住生活リアルティ㈱中部統轄丸の内支店。担当の管理営業課長、白子敏久さんに企画意図を伺った。
「一番のポイントは将来にわたって競争力を維持できる物件であること。間取りは今後主流になっていく1LDKと、使い勝手のよい2Kの2タイプに。設備は機能性の高いものを吟味し、できるだけ備え付けにし、グレードを高めました」
鉄筋コンクリート造8階建て、全14戸。うち1室をオーナーさんが使用。間取りは2タイプあり、1LDKのキッチンはカウンター式、2Kは独立型。収納が多いのも大きな特徴で一般的な物件のほぼ倍の広さが確保されている。
設備面ではシステムキッチン、追い焚き機能付き浴槽、浴室乾燥機、シャンプードレッサーのほか、インターネット光やBS、玄関はカラーモニター付きオートロックなど、ワンランク上の設備が整っている。
経済状況の悪化で、名古屋市内でも空室が目立つようになり、家賃は下降傾向にある。このような時期に、なぜあえて高級志向のプランを推進実行したのか。
「グレードの高い物件を望む人は、数的には少ないかもしれませんが必ず存在します。10年、20年先まで競争力を維持することを基本に、ターゲットを絞り、そのニーズに合った物件を提供すれば、必ず成功すると考えました」(同)
成功の決め手は、目先にとらわれず長期的な視点に立つこと、そして、どこにでもあるものは造らないことだと語る。
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